出来る人はルーティンを構築している!

日々色んなことを学んでいるけど、学ぶことに満足していてはダメで、自分で実践して習慣化しないと意味がない。
今週の授業で、自分はたくさん学んでいるけど何一つ実践出来ていないことに気が付いた。

「出来る人はルーティンを構築している。」
「何かを実現したかったら継続・実行すること。」

その時は「ふむふむ」と頭で理解してても、すぐに忘れてしまう。
学んだことを実践するまでにどうしてもギャップが出来てしまう。

そこで、学んだことをそのまま放置せず、実行・習慣化に繋げていくための第一歩として、GTDワークフローに取り組んでみることを決意。

GTDとは、頭の中にある「全ての気になること」をすべて収集し、適切なリストやリマインダーに整理して、「今やるべきこと」に集中するためのフレームワーク
人はやるべきことが沢山あると、それが気になって作業効率が落ちてしまうそう。
それはPCに例えると、同時に複数のオフィスやブラウザを立ち上げた状態で効率が落ちてしまうようなもの。

なので、GTDを実践することで常に頭の中をスッキリさせて、実行したいこと、実行すべきことを着実に完了させていきたいと思います。
 
 GTDについてはこのブログで丁寧に解説されています↓
 http://browndots.net/2015/09/01/gtdmatome/

スイス人が和太鼓の研究

久しぶりにブログ更新です!

つい先日、大阪の実家に3ヶ月間滞在していたスイス人大学院生が、日本での研究を終えてスイスに帰国してしまいました。。。
彼女は高校生時代も留学に来ており、1年間一緒に住んだ家族同然の存在なので寂しいです。。。(;_;)

さて、そんな彼女がチューリッヒ大学の修士論文で研究しているテーマは、なんと「和太鼓」!
今回3か月来日したのも、和太鼓の研究のためでした。

なぜ和太鼓?というところはさておき、そんな彼女はよく、「和太鼓の勉強をしても、将来の仕事の役に立たないよねー(>_<)」と言っていました。

でも私からすると、「将来の仕事に関係する勉強を学生時代にするより、むしろ、好きなことをとことん追求するほうがいい!!」と思うわけです。

そんな私は、現在サラリーウーマンをしながら国内のビジネススクールに通っています。
仕事で上司の言いなりにならずに、自分で考えて行動できる人間になりたい、深く考える力を身につけたいと思い、進学を決意しました。

でもそもそも、今の仕事って本当に自分がやりたいことなんだろうか?って考えると、答えはノーです。
実際は、自分が本当にやりたいこととか、好きなことが何なのかよく分かっていません。
でも悩んでも仕方ないので、勉強して今の仕事を突き詰めていくうちに、やりたいことが見つかるかも!って考えて進学しました。

でもこれって、ある意味、人生の回り道なのかもしれません。ほんとうにやりたいことを見つけて、そこに飛び込むほうが良かったのかもしれません。

う~ん、、、結局何がベストか分かりませんが、とにかく、働き始めたら仕事ばっかりになるし、仕事に関する勉強は仕事しながら身につければいいので、学生時代は自分が本当に興味があることを追求するのが良いと思います!
そのようにして学んだことがきっと自身の教養になり、社会に出て豊かな人生がおくれる秘訣になるはず!

英語の勉強法(その1) コロケーションについて

私が働いている会社では毎日フロア朝礼が行われていて、その中で社内の英語翻訳者による英語学習のワンポイントレッスンがあります
そこで学んだことを紹介していきたいと思います。
 
今回は、英語の「collocation(コロケーション)」について。
 
「collocation(コロケーション)」というのは文法用語で、ある単語と単語のよく使われる組み合わせや自然な語のつながりのことです。日本語では「連結語句、連語」などと訳されています。
 

具体的に日本語の場合で説明すると、「将棋を"さす"」「囲碁を"うつ"」とは言うけど、「将棋を”うつ”」「囲碁を”さす”」とは言わない。 「辞書を引く」「辞書で調べる」「分厚い辞書」とは言うけど、 「辞書を読む」「太い辞書」と は言わない。等です。

 
このように、自然な言葉使いは単語を単独で覚えても身に付かないため、単語の組み合わせをそのまま覚える必要があります。出来るだけ正しく自然な言語を話すためには、その言語の正しく自然な組み合わせ(=コローケーション)を学ばなければならないのです。
これは日本語だけでなく全ての言語にも共通しているようで、英語にもコロケーションが存在します。
 
英語の一例。
「effort(努力)」という単語から、いくつのコロケーションが思い浮かぶでしょうか??
 
・make efforts (努力する)
・exert all possible effort (あらゆる努力を払う)
・I will give my best efforts. (最善を尽くします)
・put effort into~ (~に力を入れる)
・spend time and effort on~ (~に手間暇かける)
・unite efforts to succeed  (成功のため一致協力する)
      ・
      ・  
      ・
 
フロア朝礼ではコロケーションを勉強する方法として、「英和活用大辞典」が紹介されました。
この辞典は英語のコロケーションを集めた辞典で、38万もの用例が収録されているそうです。日頃英文を書くユーザー必携の辞典とされていますが、値段が約1万7千円とめちゃくちゃ高いため私はまだ購入していません。。。
 
他にもインターネットで調べてみると、NHK教育TVで放送されていた「NHK100語でスタート!英会話」という語学番組がオススメらしいです。Youtubeでもアップされているようです。
 
後は、手軽に調べるなら「Google検索エンジン」が便利です。
Google で 調べたいキーワードを"" で囲って検索して、検索結果の件数を比較することでよく使われるコロケーションを調べることが出来ます。例えば、"make efforts"で検索すれば644,000件がヒットし、"unite efforts"だと51,700件がヒットしますので、"make efforts"のほうがより広く使われていることになります。
ただし、インターネット使われているからといって必ずしも正しいわけではないので、あくまで参考程度となります。
 
最後に、自然なコロケーションを身につける一番の方法は、やはり「その言語にどっぷりつかれる環境に身を置くこと」だと思います。中学、高校英語の基礎が身に付いている人であれば、英語圏に1年も滞在すればよく使われる単語と単語の組み合わせは自然と学べます。
 
まとめ・・・
英語学習にあたり英単語だけを一生懸命覚えても日常で利用できる表現は身に付きません。
でもコロケーションに注目しながらひとつの単語の多くの用例に触れれば、自然に英単語のニュアンスの理解が深まりますし、単独だとイメージしにくい・覚えにくいような英単語も、自分がわかりやすい組み合わせなら、より効率的に覚えられると思います!

外国人留学生の受け入れについて考えてみた

私には外国人の家族がいますが、国際結婚したというわけではなく、その正体は「外国人留学生」です。
私の実家ではこれまで欧州、アジアから7人の留学生を受け入れてきました。いわゆる「ホームステイ」というやつで、留学生を受け入れる私たちのような家族のことを「ホストファミリー」と呼びます。


留学生は15才~18才の高校生で、留学を斡旋する団体(YFU、IFなど)に登録して、その団体がホストファミリーや受け入れ高校を探します。留学期間は約10か月で、留学中はホストファミリーの家族の一員として過ごします。

 

私たち家族が留学生を初めて受け入れたのは2007年春。私が高校3年生になるときでした。ちなみに、私の家族は両親、兄、私、弟の5人プラス小型犬3匹で、家は市内の普通のマンション(80㎡ほどの4LDK)です。

留学生が同時に2人いたときは、私の部屋に二段ベッドを入れて私は両親の寝室で寝てました。

 

このように、長期に渡り留学生を受け入れてきた私がそのメリットとデメリットについて考えてみました。

 

【メリット】

・海外旅行が格段に楽しくなる
海外旅行に行く時は帰国した留学生やその友達の家に泊めてもらうので、一般の観光旅行では味わえない家庭料理や地元の人ならではの地域の楽しみ方を体験出来ます。例えば、スイスでは山に登って壮大な景色を見ながらチーズフォンデュしたり、地域のクリスマスパーティーに参加したり。また、滞在中は大体タダで泊めてもらっているので、ホテル代、食費などをかなり抑えた低コスト旅行が実現出来ます。

 

・コミュニケーション力がUPする

私は子供のころから海外に興味があり高校時代にアメリカに留学しましたが、私の兄と弟は理系で海外留学には行かず、英語教室にも通ったことはありません。そんな兄と弟ですが、英語のレベルはそこそこで外国人と臆せず意思疎通出来ます。留学生とは日本語で日々コミュニケーションを取りますが、その際には難しい言葉を使わず出来るだけ丁寧で易しい言葉を使い会話します。そのようなコミュニケーション方法が身に付き、言語に限らず外国人とスムーズに意思疎通出来る結果に繋がったのではないかと思います。

 

・家がいつも賑やか

子供のころは毎日当たり前のように会話(時には喧嘩)をしますが、年を重ねるにつれて受験勉強、進学、部活動、就職、結婚などで家族の関わりは減っていきます。でも実家に留学生がいると、せっかく日本に来てるから色々な体験をさせてあげようと留学生を連れて家族でハイキング、お祭り、映画、食事、カラオケなどに行くので、家族の関わりが途切れることがなくいつも賑やかです。

 

・留学生の成長が楽しみ

海外留学するくらいなので元々それなりに勉強熱心な子達ですが、留学することで一回りも二回りも成長します。日本語が話せるようになることはもちろんですが、高校生という若さで親元を離れて異国の地で生活することで、性格が積極的で打たれ強くなるように思います。日本に留学に来るくらいなので実家が裕福なのか、留学後も日本語や日本文化を勉強するために日本の大学に進学したり、さらにアメリカに留学したりしており彼等の将来がとても楽しみです。

 

【デメリット】
・ストレスが増える
留学生にホストファミリーを選ぶ権利はなく、ホストファミリーも留学生の限られた情報を見て受け入れ可否を判断します。宗教、食の思考、ペット可否等の最低限の情報は事前にホストファミリーに提供されますが、実際には一緒に暮らしてみないと分からないことがほとんどで、たまにプロフィールに日本食OKと書いてるのに醤油、味噌がNGだったり、ペットOKと書いてるのに犬猫NGだった等のミスマッチが発生します。このような場合、10か月という長期滞在でホストファミリー、留学生双方に過大なストレスが生じますので、受入れ前に留学生のプロフィールを細かくチェックすることと、ホストファミリー側の受入れ条件を明確に留学斡旋団体に予め伝えておくことをお勧めします。

 

・留学生から英語は学べない
英語圏出身でなくても留学生のほとんどが英語を話します。そんな彼らを使って英語の勉強をしようとする人もいるのですが、彼らは日本語を勉強しに来日しているので英語を使うと日本に留学している意味がなくなってしまいます。ホストファミリーの中には子供に英語を学ばせたいからという理由で留学生を受け入れる人もいるようですが、こういった理由での受入れはやめたほうが良いです。(注:もちろん日本語を教えるにあたり英語で意味を伝えることはありますので、全く英語を使わないわけではありませんが。)

 

・費用がかかる
ホストファミリーはボランティア活動ですので報酬は一切出ません。学費、通学費、外食費、お小遣い等は本人負担ですが、留学生が一人いることで発生する光熱費、食費等は基本的にはホストファミリー負担となります。留学生が男の子の場合、家族全員分のから揚げを一人で平らげてしまうとか、お茶碗が丼鉢サイズなんてことが発生するため、食費は二人分くらいが増えるかもしれません。

 

このように色々なことがあるんですけど、留学生を受け入れて世界中に家族が出来て、自分の人生にもプラスの影響があったので良かったと思っています日本にもっと留学生が来て日本を好きになってもらえるといいなーと思います。